また、カメラで画像を撮影する場合、iPhone を固定するアームなどがあると便利です(→たとえばこんなの)。文字情報の抽出を行いたい印刷物を置く位置と iPhone のカメラの位置が、いつも同じ位置になるような工夫があるとより便利に使用できます。
VoiceOver(VO)起動時の OCR 操作手順
1.OCR を起動
- VO「OCR」と読み上げる。
- これで OCR の起動を確認できる。
- 起動して直ぐの画面をホーム画面と呼ぶことにする。
- ホーム画面には以下の項目が並んでいる。
- 画像を選ぶ
- カメラ起動
- 履歴
- 広告を表示
- 広告
ホーム画面 |
2.カメラ起動
- 一本指右フリックで「カメラ起動」を選択する。
- ダブルタップでカメラを起動する。
- VO「フラッシュ自動。フラッシュモードを切り替えます」と読み上げる。
- これでカメラの起動を確認できる。
- カメラを起動させると以下の項目を VO で確認できる。
- フラッシュ
- カメラセレクタ
- ファインダー
- カメラモード
- キャンセル(ボタン)
- 写真を撮影(ボタン)
カメラ起動画面 |
3.写真を撮影
- 一本指右フリックで VO「写真を撮影。ボタン」を選択する。
- 印刷部の上に iPhone をかざし印刷物をファインダー内に納める。
- ダブルタップで写真を撮影する。
- 写真撮影後の画面では以下の項目を確認できる。
- イメージ(撮影後の画像)
- 再撮影(ボタン)
- 写真を使用(ボタン)
写真撮影後の画面 |
4.イメージから文字情報を抽出
- 写真撮影後の画面。
- 一本指右フリックで VO「写真を使用。ボタン」を選択する。
- VO「写真を使用。ボタン」をダブルタップする。
- VO「OCR 見出し」続けて「OCR。戻るボタン」を読み上げる。
- この時点で印刷物のイメージからの文字情報抽出が終了している。
- 文字情報抽出結果画面では以下の項目を確認できる。
- OCR(戻るボタン)
- 文字情報の抽出結果(選択すると文字を自動で読み上げ開始)
- 保存する(ボタン)
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- VO フォーカスが「OCR。戻るボタン」にあれば一本指右フリックで抽出文字を読み上げる。
文字情報抽出結果画面 |
5.ホーム画面に戻る
- 一本指左フリックで VO「OCR。戻るボタン」を選択する。
- VO「OCR。戻るボタン」をダルブタップする。
- ホーム画面に画面に切り替わる。
- VO「OCR 見出し」と読み上げる。
- 文字情報の抽出結果画面からホーム画面に戻ると、抽出された文字と撮影したイメージは自動的に削除される。
ホーム画面 |