目薬容器弁別の工夫

同じ形状をした容器の目薬が並ぶと、どれを点眼して良いやらわからなくなります。そこで2つの工夫をここで紹介します。

まず、目薬の容器に何かしらの容器ごとに異なる印をつける工夫です。写真では、ショッキングピンクのとても良く目立つシールを容器に貼り付けてあります。しかもこのシールは、ショッキングピンクで描かれた絵の形に沿って、小さな点状突起がついているので、見て判断するだけでなく、印の部分を指でなでても目薬を弁別できるようになっています。

2つ目の工夫は、目薬を並べている容器です。何か他の薬のトレーだそうです。透明なので、見てわかりやすいように縁のところに黒い紙を貼付けました。透明だと、ロービジョンの人は容器の位置を眼で確認しにくいためです。

さて、この容器、10本の目薬を並べることができます。5本ずつ2列に並べられます。片側1列だけに5本の目薬を並べ、点眼し終えたらもう片側の列に置き直す。点眼したかどうかを判断することにも役立ちます。

ほんの少しの工夫なのですが、これだけで目薬の弁別、点眼したかどうかの判断が楽になると思います。