参考ページ
「iPhone – 折りたためるスキャン箱(スキャナ)を210円で自作~作り方編(SCANBOXのパロディです)」
ロービジョンの方で、文書を写真にして iPad で読みたいという方がおります。しかし、iPad を被写体に向けてピントを合わせ続け、撮影するのはなかなか大変です。そういう方には有効なのではないでしょうか?特にご高齢の方には都合が良いと思われます。
材料と費用は、厚紙 108円、マジックテープ 108円、です。どちらも100円均一ショップで購入できます。参考ページではA3サイズの厚紙を使用していますが、最寄りのお店ではそのサイズを販売していなかったため、B4サイズの厚紙で作成しました。あとはガムテープ、接着剤、はさみ・カッターがあれば作れます。
本来、iPhone をのせて使用する箱ですが、ご覧の通り、iPad mini までならば手放しでのせることができました。iPad は、大きいのと重たいのと、そんな理由から手放しでのせることはできません。天板をもっと大きく、厚紙ではなく別の材料でスキャン箱を作る必要があります。
左:ライトなし 右:ライトあり
しかし、少々暗いのが気になります。 スキャン箱は片側しか開いていないため、被写体に明るさの勾配もできています。そこで、明るくかつ明るさの勾配ができないように、開口部からライトで照らして撮影をしなおしました(右写真)。今度は明るさも均一に撮影できました。透明な板で作成すればライトも不要ですが、今回のスキャン箱の場合には必要ですね。天板にもう一つ穴をあけ、その穴にライトを差し込むのも良いかもしれません。iPhone ならば、LED のフラッシュライトを使えるでしょう。